注文住宅と日常

注文住宅を建てることになったのでその経過と、日常を綴ります。

【趣味】全日本フィギュアの物議。。。

こんばんは。

僕の知り合いにフィギュアスケートをやっていた人がいて、ちょっぴり詳しくなったのですが、今日(日付的には昨日)放送していた全日本選手権で話題になっている話が気になりました。

羽生選手の足かえシットスピンがノーバリューになったそう。

僕も放送を見ていて、えっ?と思ったので、ちょっと聞いてみました。

ネットに挙がっている主な考察は2つ。
①つなぎとして入れていたツイズルをスピンとみなされた。
②シットスピンとしての回転数が足りない。

①についてはあり得ないだろうとのこと。本人がツイズルをしたつもりでも、全然流れていなければスピンであるとみなされることはあるが、羽生選手が行ったものについては明らかにツイズルであったと。

ということで知人の見解は②。
前提として、「SPでは、足換えありの単一姿勢のスピンを必須としており、両方の足において、規定のスピンポジションで連続2回転していなければノーバリュー」となります。ちなみにフリーでは、片方の足だけ回転が足りない場合はVという記号がつきますがノーバリューにはなりません。この違いは、SPでは決められた要素をしっかり行うことが求められているからだということです(ジャンプも1回転になったら規定違反で0点になってしまうのもその一つ)。
羽生選手の場合、足換え後に、二つの変形姿勢を行っていますが、一つ目の変形姿勢で2回転に満たず、二つ目の変形姿勢に変える過程で若干太ももが上がってしまいシット姿勢とみなされず、二つ目の変形姿勢でも2回転に満たず、足換え後のシット姿勢連続2回転がないと判断されたのだろう。とのこと。

Twitterにアップされていたスピン動画を見てみましたが、確かにそう見えなくもないか…?


羽生選手にだけ採点が厳しい!ということも書かれていましたが、そこはよく分かりません。
知人曰く、他の選手もVがつくなどしていて、ジャンプやスピンについては誰々の判定だけ明らかに変などとは思わなかったとのこと。また、羽生選手にしてはコンポーネンツがあまり出ていないなとは思ったが、実際に見に行ったわけでもないから判断が難しいし、全盛期の羽生選手よりは確かに調子は良くないように見えたかも、と言っていました。

本当に不公平なジャッジが行われたというならば、それは絶対にあってはならないことであり、そういうことをした個人、また組織については然るべき対応をと思います。
僕はビギナーなので判断ができませんが、本当に組織を変えるべきであれば、(例え嫌いであっても)敢えてスケート連盟に入って組織を変えようと志す選手がいてもいいのかなと思いました。
結局僕などの部外者が言っても変わらないでしょうから…。


公平性はさておき、フィギュアスケートという競技は曖昧な判断で審判されているようで、本人も点数でこれはおかしいと思うこともあったようです。
動画を見ても同じようにスピンしているのにレベルが違うなど。きっと人によって基準にズレがあるのだろうと言っていました。
例えば、レイバックスピンの難しい入り方によく使われるウインドミルという技があります。あれ、ただやればいいってものではなく、結構足を上げないといけない、ウインドミルしたあとすぐにレイバック姿勢に入らないといけない、ということは分かっているが、どうしたらOKか明確に定められていないらしいんです。要は難しければ何でもよく、難しいかどうかはレベルを判定する技術役員の主観らしいです。
なぜちゃんと決めないの?と思いますが、きっと、新しい難しい入りを選手が実施することを期待しているのではと考えています。決して怠慢ではないと信じたい。笑


僕は昔別の芸術スポーツをやっていました。
恥ずかしいので何かは言いません。笑
採点されても点数しか公表されず、何の要素ができていて何の要素が認められなかったかすら分かりませんでしたし、講評をもらってもそんなことは自分でも分かってるというようなことしか言われませんでした。
だからフィギュアスケートを見て、ジャッジスコアというものが出てくるだけでも僕はいいなあ、と思っていました。
その僕も今では、何でこういう判定になったの?という詳細をもっと知りたいと欲が出てきています。

フィギュアスケートはある程度有名・人気な競技になってきたからこそ、求められるものも大きくなってきたのではと思います。
もう少し、審判の質向上、採点基準の明確化など、是正されるといいんですけどね。


それでは。