注文住宅と日常

注文住宅を建てることになったのでその経過と、日常を綴ります。

【注文住宅】打合せpart2

こんばんは。

前回の記事の続きです。
正式な契約を行ったあと、どのように打合せなどが進んでいったかを記録してみます。

土地に関する契約については、銀行での商品説明およびローン審査依頼、不動産での契約、審査が通った後の決済、といったことを行いました。
ハウスメーカーの紹介でしたのですんなりと進みましたがそうでなければ案外時間がかかるかもしれません。

外構もハウスメーカーにお願いする場合とそうでない場合で大分変わってくると思います。
僕はハウスメーカーにお願いして、ローンに組み込むことにしましたが、ただ安くすることを求めるなら別でお願いした方がいいでしょう。
僕たちが行った主な打合せは3回で、1回目に業者からの提案、2回目に契約&1回目で出てきた修正後の見積りと再修正依頼、3回目が最終確認&変更契約でした。

土地関係は建物関係より先に、外構関係は建物関係より後で、打合せが進むことが基本かなと思います。僕たちはハウスメーカーで頼んだので外構は建物の打合せと完全に同時並行していました。


建物関係の打合せは主に2種類でした。

1つは、設計担当との打合せです。水回り設備、間取り、内外装全般、コンセント位置などでした。
僕の場合、まずは水回り設備のショールームに行って仕様を決め、1回目に外壁や床など内外装全般を決める打合せ、2回目に水回り設備の確認および1回目の打合せの変更による設計の確認の打合せ、3回目に最終的な仕様の確認と契約でした。
3回目の契約と言うのは、この内容で発注します、という確認のための契約です。発注した後での変更は難しいでしょう。

2つ目は、インテリアコーディネーターとの打合せです。壁紙やクッションフロアの種類、照明といったデザイン性に深く関わる部分と、カーテン、エアコン、家具など人によっては持ち込みとなる部分の決定です。
僕の場合、設計打合せとほぼ同じような打合せで計3回行っています。それとは別途で家具屋さんのショールームに行っていたりします。

この2種類の打合せですが、人によってはかなり時間を要する所となります。
僕たち夫婦は幸い感性が合っていたので、大きな衝突なくスムーズに仕様が決まっていきましたが、好みが大きく異なるとなかなか決まっていかないと思います。
よほど事前にカタログを貸してもらって中身をあらかた決めておくか、担当者にお任せするというスタンスとするかしないと、1日かけて打合せしたのに全然進まなかった、なんてこともあり得ます。

ちなみに設計担当およびインテリア担当の実力も大きく関係すると思っています。
僕たちの担当者は非常に優秀で、意図を汲み取り、提案する力に長けていたと思います。また、各担当者が非常に連携が取れていたのも好印象でした。
おかげで打合せがとてもスムーズでした。

ハウスメーカーによっては異なる布陣であったり、同じハウスメーカーでも個人の実力によって大きく差があったりすると思います。
ハウスメーカー側は多くの人が家作りに関わっていて、営業だけがよくてもダメですし、設計者だけがよくてもダメです。
僕たちはミサワホームで建てたわけですが、運良く素晴らしい担当者ばかりにあたったのか、教育体系がしっかりしていて全国どこでもレベルが高いのかは分かりません。
ただ建物の性能だけ良くてもいい家が建てられるかは分からないので、実際建てた人に、その支店自体がどうであったかを聞いてもいいかもしれません。

話が少しそれましたが、着工前の打合せがこのような流れでした。
初めは決めることが多い印象でしたが、打合せが大方終わると案外あっという間だったなと思いました。打合せがスムーズに進んだおかげですね。


ちなみに、少数意見とは思いますが、予算が許せば基本的にはハウスメーカーで外構や新調家具などお願いする方がいいと思います。
外構含めて家の外観が決まります。外を含めて照明を考える必要があります。壁紙や床は家具との調和が大事です。全てを家作りの中でトータルで考えられる、それにより新たな提案をしてもらえる、より洗練されたデザインの家ができると感じました。
家が完成してから本当に合う家具を入れる、という選択もありですが、部屋に合う家具=好きな家具になれるとは限らないです。壁紙から選ぶか、家具から選ぶか、など選ぶ順序を自由に入れ替えられるのもいいですね。

僕の例でいえば、外構を一緒にお願いしなかったら、室外機を邪魔な所に配置されてお庭のスペースが狭まるところでした。
本来なら、外構含めてハウスメーカーにお願いすると連携が取れるのでよりよい家が作れますよ!と言いたいところですが、残念ながらこれに気付いたのは僕なのでした。設計担当さんに気付いてほしかったなあ。

ハウスメーカーで外構などをお願いする場合、折角なのでは徹底的に有効活用する気でいましょう。逆に、連携が良くないなどメリットを享受できそうになければハウスメーカーでお願いしなくていいと思います。



打合せについてざっと記載しました。
家族内の好みの違いや、担当者の実力によって打合せ回数は大きく変わってくると思いますが、僕の場合はこちらのpart2の記事で書いた打合せを2か月のうちに済ませられました。ご参考までに。

それでは。